若年性アルツハイマーがテーマのジュリアン・ムーアさんが主演の映画、「アリスのままで」が公開されています。
同じテーマで日本映画では渡辺謙さんが主演の「明日の記憶」があり、韓国映画でも記憶に新しい「私の頭の中の消しゴム」があるなど、これまで映画でもたくさん取り上げてこられた若年性アルツハイマー。
どの映画でも共通して描かれているのが、本人が徐々に自覚を失いそれにあらがっていく姿です。
認知症にしかり、不治の病とされているアルツハイマー病。ご高齢者に多いですが、みなさん発症される前はそれぞれの素晴らしい人生を歩んできてこられた方です。
アルツハイマー病を発症した後の姿や、目の前で起きている症状(物忘れや理解力の低下)だけに注視しがちですが、介護の現場も含めて、こういった映画を見ることでも、アルツハイマー病に対する理解を深めていきたいですね。