日本をはじめ高齢化が進む各国では、それぞれ介護保険制度が導入されています。
韓国では、会話をすることで高齢者の悩みや孤独感にじっくり向き合う『情緒的ケア』が必要に応じて介護サービスの中に位置づけられています。
日本では、韓国のような情緒的ケアを介護保険の中では認めておらず、介護保険で行えることは、言い方を悪くすれば掃除や洗濯などの「作業」でしかありません。
利用者様を尊重し、その方にとって何が必要かをご本人を中心として考える「パーソン・センタード・ケア」が叫ばれる今、日本も真に必要な介護を、利用者様の視点にたって、受けられるような仕組みになってほしいですね。
(神戸新聞記事より一部抜粋)