9月18日 姫路市西南ブロックのネットワーク研修に参加しました。
今回の研修は、認知症をテーマとして医療介護の連携強化について地域課題を共有する意見交換会です。
まず、全国で認知症高齢者の増加に伴い、認知症不明者が増えていることを受け、姫路市の現状と施策について姫路市役所からお話を聞きました。
姫路市でも地域包括支援センターなどで認知症の相談窓口を設けたり、認知症と思われる方へ医療機関の早期受診を訴えたりなど、様々な取り組みがありますが、認知症高齢者に対する支援としてはまだまだ不足しているのが現状です。
市の担当の方も、認知症不明者を増やさないよう、認知症で行方不明になった、またはその可能性がある人を、家族・市民から警察や市役所へ早期に通報するよう呼びかけておられました。
グループワークでは、認知症高齢者の方で、困難であった事例を出し合い、どういう解決策をとっていくかを話し合いました。
普段関わりのない他業種の方と真剣に話し合うことができ、とても有意義な研修だったと感じます。
トラスト介護グループでも、これからさらに、少しでも地域の認知症高齢者の方の支援ができるよう、困難事例解決に尽力していこうと考えています。
スタッフにも認知症不明者だと思われる方や、困っておられる高齢者の方がいらっしゃれば、手を差し伸べていくようこれからも研修などで意識を共有していきます。
認知症高齢者の支援は、もはや家族だけでなく地域課題どころか、国全体の課題となっています。皆様もぜひ支援の輪を広げて頂けるようご協力をお願いいたします。